あなたはこれまでの人生で、克服できずに来たテーマがありますか?
私は長い間自分の価値観という ” 自分にかけた制限 ” によって、可能性やチャンスを逃して来ました。
占星術の力を借りて、私の克服すべきテーマを一言で表すなら、” 挑戦 ” への挑戦をするということ。
腰が重たく、慎重である私の性格が仇になる時、成長や新たな価値観の獲得のチャンスを逃してしまうんですね。
このテーマは ” 課題 ” として、克服・獲得するまで何度も、どこまでもついてまわります。
今回は人生の大きなテーマである ” 苦手意識の克服 ” を、マドモアゼル愛さんの占星術談話を通して、今1度意識に上げるお手伝いをさせて頂きたいと思います。
土星の役割を知ることで、あなたの人生という宇宙の物語の、運命の車輪の核の部分をクローズアップされます。
土星が教える運命の本質を知ることで、苦手意識への向き合い方と、成就した暁に何がもたらされるかが分かりますので、是非最後までお付き合いくださいね!
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しかしこれまでの内容だけでは、マドモアゼル愛さんの解釈、また占星術が与えてくれる解釈に届きそうもないと考え、今回総まと…
土星はストーカー氣質の愛の伝道師
土星と言えば、太陽系の天体の中で最も特徴がある惑星です。
ちなみに土星の周りにある環っかは、水の氷や塵などの粒子が集まって出来ているのだとか。
科学技術が発達している現代と違い、昔の科学も占星術も、最も遠い惑星を土星としていました。
また現在でもインド占星術は、天王星・海王星・冥王星の3惑星を取り扱いません。
土星よりも遠い天体は、土星外天体(トランスサタニアン)と呼ばれ、西洋占星術では土星を大きな節目としています。
なぜなら天王星以降の惑星の運行周期は大変長く、まだまだ未知の領域で、統計や傾向などが把握されていないためです。
土星と言えば、課題を何度も取り立てるような ” ストーカー氣質 ” な面を感じさせられずにはいられません。
人生といった大きなテーマだけでなく、会社でも学校のクラスでも、まとめ役が必要で、私たちの人生というストーリーの展開には、必ずと言っていいほど、課題や試練が必須なんですね。
今回取り上げさせて頂く、マドモアゼル愛さんの動画では、地球に生きる私たちには、” この世的 ” な喜びを獲得するために土星を獲得することが大事とされています。
一見ストーカーに思える土星の特徴は、よくよく対峙してみると、大切なプレゼントを持ってきてくれた仮面を被ったサンタさんかもしれません。
私たちのホロスコープに示された、人生と運命、そして輪廻からの脱却の喜びを、土星が真に教えてくれる本質を、今1度読み取っていきましょう。
土星が示す課題や苦手意識は、土星星座から分かります
占星術に詳しくない場合、太陽星座や月星座という言葉は聞いたことがあるかもしれません。
今回は土星にスポットライトを当てていますので、是非あなたのホロスコープから土星星座を確認してくださいね。
土星星座とは、あなたが生まれた時に、土星が位置していた星座を表します。
またその際に、星座に割り当てられている ” ハウス ” にも要注目です。
以下のリンク・Goisu Net様より、ホロスコープを作成し、あなたの土星星座とハウスをご確認ください。
【占星術】ホロスコープチャート作成 | 無料占いの決定版 GoisuNet
土星は幸福な人生の重要な鍵
マドモアゼル愛さんYoutubeチャンネルより、動画を貼り付けさせて頂きました。有難うございます!
土星の解釈に関する要チェックポイント
- 月と土星の2つの惑星は、人の運命に直に影響を与える
- 太陽はすべての喜び、自己実現の星であり、太陽より強い星は無いが、自ら獲得しなければならない星である
- 自ら太獲得している太陽で生きている人と、そうでない人では雲泥の差が出る
- 月と土星は他の天体と違い、強制する星である
- 月は幻想を見せる星である
➡ 本当は無いにも関わらず、あたかも有るように思わせ、あたかも得意であるかのように見せるが、実際に月星座で表される才能は与えられていない ” 欠損 ” を表す - 土星は強制する星としては月と同じスタンスを取っているが、月と真逆で、必ずその才能を持っているという大きな質の違いがある
- 土星星座における才能は、土星の登竜門である ” 苦手意識 ” によってもたらされ、苦手意識を克服することで与えられる
- 土星は ” プロの星 ” と呼ばれ、人生に与えられた苦手意識を乗り越えることで、真に才能が開花し、報酬が与えられる
- 土星が在室する星座(サイン)は、基本的に苦手なものを表す
➡ つい避けたくなる・避けたくなる・遠ざけたくなる・触れたくないコンプレックス - 土星はこの世の王様であり、この世の支配者である
➡ 昔の占星術では、土星が見える星の中で最も遠い星であった - 土星は常に遠くから睨みを利かせ、土星の強制的な運命からは逃れることができないとされていた
➡ 世襲制・王権・ヨーロッパにおけるギルドなどの確固たる存在・組織・運命を表し、権威性や絶対的な力に逆らうことはできなかった、” 力 ” を象徴する - 人は土星に依らなければ、考え・行動・思い・具体的な出来事を現実的に着地させることができない
- この世で何かを形を伴って表現される時は必ず、土星の力を借りなければ達成できない
➡ 物理的な達成・実現 - 土星は中身の質に関わらず、物事をこの世に定着させる
- 土星を通すことで、この世的な営み・実際の手応えを得られる
➡ 土星の力が弱い場合、空中漏洩的な着地感の無い生き方を送ることになる - 例) 事業家が火星や太陽、冥王星の力を使って成功する場合もあるが、土星の力が伴っていなければ、極めて心許(こころもと)ない
➡ 土星が無い場合、成果は前に進むだけであり、不安定さを感じさせる - 土星の本質・土星の示す働きを知ることで、この世でどうやって生きていくべきかを自ずと分かるようになる
➡ 土星は苦手意識を与えるため、人は土星から遠ざかろうとする - 土星は ” バランスシートの星 ” であり、物事の帳尻り合わせを常に行う働きを持つ
➡ ① 3年に1回 (土星の星座が変わるタイミング)
② 14・15年 (出生時の土星が在室する星座と正反対の星座に位置する年)
③ 28~30年 (土星が星座を一周し、土星が在室した星座に戻る年) = サターンリータン
④ 人生の終末期: 人生でやり残したことに直面する時期 - 終末期が人生で1番良い・幸せだと口にできる・実感できる時、土星を獲得できていると言える
= 現実の着地感が無い限り、この世の喜びを感じることができない - 五感で得られるあらゆる感覚、自然の働き・動きに至福を感じ、感謝し、素晴らしいと感じられる
= 土星を獲得している人にしか得られない境地 - 土星は、苦手意識の克服を強制する意味では怖い星ではあるが、この世における喜びを得るためには必須の星である
➡ 特に年齢的に若い年代層にとっては、土星は苦手意識を感じさせる - 土星の本当の深い愛とは、苦手意識から逃げたまままではこの世を去ることができないという本質の教え (輪廻からの脱却)
- この世における具体性なるものは、土星との約束において与えられた
➡ 肉体を持って生まれたこと、与えられた環境などの物質的・現実的に付与されるあらゆる 物事 - この世では、土星が大家であり、人は土星に家賃を払うという構造がある
➡ 土星と人が交わした約束・ルール・人生の掟 - 土星抜きにして、楽しく生きようとすれば、土星は家賃を払わせようと強制力を発揮する
➡ 土星はこの世の支配者であるため、出生時に土星が位置するハウスと星座に表される苦手意識から逃げられない(家賃を滞納してはいけない) - 土星と対面し、苦手意識から逃げないで、この世的な着地感を得るために対峙しなければならない
➡ 他人には押し付ける・任せることで逃げることは許されない - 自分の運命における土星のテーマに取り組むことで、この世的な着地感を実感することができる
➡ 土星抜きでは、喜びの人生にすることはできない - 岡本三典(みのり – 岡本天明 氏の妻:2009年6月永眠)は、肉体の有り難さを力説していた
➡ 彼女は土星の、実感としてこの世の喜びを獲得し、その境地に達していたと推測される - 土星がこの世の最後の砦であり、着地しなければ輪廻を超えることができない
= 西洋には無い解釈ではあるが、占星術を ” 脱・輪廻 ” のために解釈するなら、土星との約束を果たすこと無しには、本質的な ” この世からの卒業 ” は果たすことができない - 土星は人を輪廻から脱することを促したいがために、引っ張る
➡ 苦手意識を克服し、土星への借銭(しゃくせん)を済ませなければ、また転生を強制される - 月は人にこの世を幻想に見え、謎解きをさせる
➡ 謎解きができなければ、また輪廻に引き戻す - 月と土星は、蟹座と山羊座の関係であり、協力し、輪廻からの脱却を促す
➡ 蟹座の象意は、感情や内面性、家庭といった狭く原始的なテリトリーを表し、山羊座の象意は、権威や規律などの、全体の構造や働きといった大きく広い規模と力を表す - 人は人生の中で何度も、月と土星の ” 対極の強制力 ” の関係性の中で、彷徨い、逃げることを繰り返す
➡ 意識的・無意識的にかかわらず、人は人生の節々で、各惑星の恩恵と棘の両方を受け入れ、人生を通して ” 生の本質 ” を身をもって実感する - この世における重要な占星術のテーマは、月と土星の解釈を理解し、自分のものにし、明確にすること
以上が私が今回の動画で、注視した内容です。
土星が接近する時期は、特にストーカーの被害者意識が強くなる
マドモアゼル愛さんが動画内で語られていたように、出生時に土星が位置していた時の星回りとリンクする時期は、特に土星の ” 家賃請求と圧力 ” が感じられやすいように人生ができています。
特に30歳前後は、大きな転換期を迎えることが多いとされているのは、土星による強制力が影響するため。
以前の私なら、土星は月と同じように、試練を押し付けて来る、悪役やストーカー氣質の上司のような役割だと解釈していたでしょう。
そのため私は長らく、悪役の仮面ばかりに氣を取られ、土星が持つ ” 教師 ” としての顔も本質も理解することができませんでした。
マドモアゼル愛さんが思わず笑われていた、” 月と土星は協力している ” という下りで、暗に2つの惑星が嫌われ役を引き受けていることを窺い知ることができますね。
私たちの日常でも同じことで、苦手な人や嫌いな人からほど、多くを学び、自分を知る機会を与えられることがあります。
もちろん不必要に近づく必要はありませんし、好きになろうと精神をすり減らす必要もありません。
ただその人の存在意義や意味を ” 観る ” だけでいいんですね。
そうすることで、自分の人生になぜこの人が、登場人物として ” 起用 ” されているのかを、内面で問い、実際にその答えが納得できるように、見せられる現実が現れますから。
土星は、本来の人生の喜びを獲得するために、試練の登竜門として、苦手意識や試練の克服を促します
その真意とは、人生をループ(輪廻)させないための、” 愛のムチ ” を圧倒的な強制力と、執拗なトラッキングで表現しているわけですね。
私としては、12ハウスでアセンダント(上昇点)での土星星座で、外見と目に見えない領域の両方に土星の圧がかかっているので、長い間その試練の理不尽さに苦しみました。
つまり私の場合、太陽蠍座という ” 奥へ潜る ” という本質を持っているのですが、ちゃぶ台をひっくり返すように、土星は射手座の楽観主義とチャレンジャー精神を強要するというわけなんです。
それこそ丁度良い塩梅以上に、太陽の意識で生きるためには、人生の手応えを得るためには、真逆の性質が必要ということでしょうか … 。
アセンダントは外見や印象を象徴しますから、私の場合は特に外と中身のギャップが激しくなり、混乱することが多かったんですね。
また私の太陽と月は向かい合い(オポジション)、常に引っ張り合っているため、月の引力に流されると、またまた人生が停滞するどころか、転がり落ちてしまうため、本当に大変でした。
主となる蠍座の性質(太陽の意識)で生きるためには、私は試練として、射手座の性質(土星の苦手意識)に挑まなければならなかったんですね。
それに加え、蠍座の真反対の牡牛座の性質(月の欠損)が、太陽に陰りを落とし、自己実現を阻もうと働きかける … 。
私は自分のホロスコープをある程度読み解けた時、鳥肌が立ちました!
何とも私の人生は、生まれた時にその流れが描かれていたことに感嘆したんです。
アセンダントやハウス、天体同士の絡み(アスペクト)に関しては、また別の記事で詳しく解説させて頂きますね。
私のホロスコープを例に、土星が働きかける強制力や、支配力が少しでも伝わったでしょうか?
文章ではなかなか伝えづらいので、是非あなたもご自身のホロスコープと、実際に歩んで来たこれまでの人生を照らし合わせてみてくださいね!
今回は月の欠損の記事と動揺に、土星に関しての理解が深まり、思わず熱が入ってしまい、後書きが長くなってしまいましたね。
是非あなたにもこの ” 身震い ” と興奮を、実感して頂きたいと思います(笑)。
今回も最後まで読んで頂きまして、本当に有難うございます。
それでは、またマドモアゼル愛さんの動画や占星術に関する記事でお会いしましょう!
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