あなたはこれまで無意識レベルで受け入れて来た人を、心理的に ” 切断 ” することができますか?
切断とは字のごとく、断ち切るということであり、イメージ的には横に切った上で、ダメ押しで更に縦に切る、渾身の力が込められた太刀さばき。
前回からショッキングなテーマ、” 心理的母殺し ” をお題目にさせて頂いていますが、実は私にとっては大変思い入れが強いテーマなんです。
私が自己分析・内観・内省・自己治癒などを通して、自分の内面を癒そうとする時、母の存在がちらつき、しばらくは私の中にある母親に対する ” 幻想 ” がついてまわりました。
この心理的母殺しの概念により、人生が生きづらい原因を突き止め、心理的なへその緒を絶つことを自分に許すことができます。
だって心理的な変化は、私たちの心の中で幻想が消え、本来の自分と相手が見えるようになるのですから。
今回は心理的母殺しの第2弾として、心理的母殺しの構造と、日本における男性と女性の在り方について一緒に考えていきましょう。
人生が息苦しくさせる幻想を断ち切ると、道が見えてくる
私たちは誰もが、自分の世界観の中に生き、世界観の外面を覆うフィルターをかけて、あらゆるすべての人を見ています。
ですから究極を言えば、私たちは真に相手を見ることができていないんですね。
マドモアゼル愛さんの ” 心理的母殺し ” のテーマは、程度の差はあれど、私たちのほとんどに漏れなく与えられる課題と言えます。
幼少期の無力で非力であった私たちは、母が持つフィルターを押し付けられるがままに受け取り、そのフィルターによって心理的に繋がったまま生きる場合が多いわけですね。
心理的母殺し② その心理構造 – 日本の男は男じゃないのかも –
今回もマドモアゼル愛さんの心理的母殺しについて、動画で多くを氣づかせて頂きましたので、シェアさせて頂きますね。
マドモアゼル愛さんのYoutube公式チャンネルより、動画を貼り付けさせて頂きました。有難うございます!
心理的母殺しの構造の注目事項
動画を拝聴して、私なりにこの動画での注目事項をまとめさせて頂きました。
- 人生を自分らしく生きられているかを測るための心理的
- 日本人は特に、母親との関係性が深い
➡ 日本人特有の男女の関係性に大きな原因がある - 日本人の女性は、結婚後、” 母 ” の存在になる家庭が圧倒的に多い
➡ ” 子どものママ ” に合わせて、夫は妻に配偶者よりも母親としての存在を求める
➡ 家庭を持つと日本人男性には ” 心理的去勢 ” が起こる可能性が高い - 明治以降、日本人男性は ” 男らしさ ” を失った
➡ 外国勢力により、日本人男性は信念を捨てた
” 富国強兵 ” により女性を犠牲にされることで明治政府が成立した - 明治以降の男性の心理には、女性に対する後ろめたさが生まれた
➡ 見せかけの ” 男らしさ ” を誇示するようになった - 明治以降日本人男性の在り方は、周辺事情にこだわるようになった
: 人の足を引っ張る、自分の意見を言わない、責任を取ろうとしないなどの特徴が目立つようになる
➡ 日本の男女関係は歪んでおり、未熟であり、日本人の結婚観は表面的な関係性が強まり、心の結びつきが希薄になってしまった - 日本の女性は結婚により、男性を立てる立場・母親の役割を担うことで、妻・女性と認められないがための ” 復讐心 ” が育つようになった
➡ 結果的に女性は、子どもを心理的に自分の味方につける側面が生まれやすくなった - 女性としての本質が封印されることで、夫に対しての反抗心・復讐心とともに、自分の人生を生きることができなくなり、子どもを自分の所有物・道具にしてしまう可能性が生まれ
- コントロール・心理的コントロールこそが、暴力である
- 男女それぞれが、自分自身であること、愛情、自分の人生を生きることがわからず、表面的なやり取りで目を逸らそうとする
- 満たされない母の人生のために、子どもの人生が奪われるため、自分の人生を生きるためには、心理的コントロールを ” 切断 ” するための心理的母殺しが必要になる
- 人生に息苦しさがある場合、必ず原因と環境があり、その根本に最愛の人の心理的コントロールがあるかもしれない
- ” 形だけの満足 ” や、” 見かけの人生を芝居し合う ” ことで、仮面夫婦を経て、自分の人生を生きられない生き様が伝染・継承されていく
- 両親を見て疑問を抱かず、両親が求める在り方を受け入れてしまうと、心理的に自分自身が殺されてしまう
- 見せかけの関係性の中で育ち、今尚苦しみ、親に対しての罪悪感を感じている場合、既に心理的に殺されてしまっている
- 自分の人生を再構築するためには、心理的構造を知り、両親との心理的関係性を絶つことが重要になる
私がこの動画で得た氣づき、また注目すべき点は以上です。
与えられたものを疑い、断ち切ることから人生が始まる
私たちは生まれてこのかた、善悪に関わらず、与えられることが無限にあります。
また本質的に生命の存続には、母なる存在が絶対的な影響力を持ち、私たちの心の奥底に揺蕩(たゆた)う信念に限りない影響を与えているんですね。
母なる存在とは、母親そのものではなく、生命力を育む本質的な母性とも言える ” はたらき ” であり存在。
私たちはいつの時代も、女性から生まれ、女性性・母性・女神性という大いなる受容性に護られ、包み込まれているということが解ります。
いくら論理的に思考しようと、深層心理において根付いた信念には敵いません。
なぜなら私たちは否応なしに、埋め込まれ、強制的に与えられたものを多く抱え、疑問を投げかけることなく生きてきてしまったからです。
しかしこの事実は多くの人にとって障害になるからと言って、害や悪であるということではありません。
そもそもがこの世の仕組み、人間として存在し、成長・進化のために与えられた謎解きであり、このカラクリに自ら取り組むことで、自分の人生を定義・再構築しようとできるのですから。
この動画では、日本人の男性と女性に限定し、普遍的な心理的な構造を詳(つまび)らかにし、現状に対する生きづらさや、わだかまりに氣づかせてくれる時代と人の意識の在り方を見せてくれます。
私はこれまで、両親との ” 心理的和解 ” を内省・内観によって、何度も取り組んで来ました。
なぜなら潜在意識の書き換えや、願望実現と並行して、両親から譲り受けた影響力と恩恵によって、今の私が形成されていることは間違いないと確信したからです。
私たちはいつの時も、歴史や仕組みを知ることで、今の在り方を見つめ直し、今自分の内面に何を与え、変化をもたらすかを選ぶことができます。
最初は必ず苦痛が伴い、否定や拒絶、時としてネガティヴの極みとも言える ” 無価値感 ” に苛まれるでしょう。
この苦痛は本質的には恐怖を与えることはありませんが、私たちが当たり前とし、これまで慣れ親しんで来た在り方から脱却しようとする際に、新たな ” 分離 ” を感じさせます。
そのため私たちは今の自分や、親の存在を否定するのか、と葛藤してしまうんですね。
我に返ってみれば、私たちは両親からだけでなく、先祖代々からのあらゆる資質と資源を受け継いでいることに氣がつきます。
中には ” 負の遺産 ” もあるでしょうし、物質的な豊かさもあるでしょう。
しかしその内容や質はさておき、私たちが何かしら ” 継承している ” ことから、私たちの人生が始まっていることを忘れてはいけません。
どのような境遇・状況にあれ、私たちは ” 認める ” ことから、徐々に変化の中にある希望と解放を見出し、結果的には自分の人生を歩む選択をしていく自分に出会うでしょう。
その点で言えば、自己啓発や占星術に限らず、自分の価値観の外側の刺激や学びは、私たちがありのままで輝くための指針となり、挑戦することの喜びを指示してくれます。
今回もマドモアゼル愛には、物質的な性の力ではなく、本質的な性の力とはたらきとともに、受動的な在り方からの脱却について深く考えさせて頂きました。
あなたも単なるコンプレックスではない、本質的で潜在的な依存と対立、そして自己実現についての感触を得られたのではないでしょうか?
今回は心理的母殺しの心理的構造について学びましたので、次回はいよいよ障害となっている心理的なへその緒を切断するための氣づきについて、学ばせて頂きましょう。
今回も最後まで読んで頂きまして、本当に有難うございます。
それでは、【マドモアゼル愛】心理的母殺し#3でお会いしましょう!
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