少し前から本格的にヌーソロジーについて、亀の足取りで私なりに ” 能動的思考 ” を開拓しています。
今回はNoos AcademeiaのYoutube公式チャンネルでシェアされている、” ヌースレクチャー2015 ” の動画を視聴させて頂きました。
ヌーソロジーの動画は、決して聞き流せるような軽い内容ではないので、しっかり時間を取って視聴するようにしています。
私は根っからの読書かでもありませんし、何時間でもゲームができるようなタイプではなく、どちらかと言うと、いつも鈍くささがマイペース。
先日ヌーソロジー提唱者の半田さんに、運良くツイッターで軽い会話をさせて頂き、” ゆっくりでいいからね ” というお言葉をかけて頂き、私は私のペースでいいんだと改めて感じています。
今回は2015年に大阪で行われたレクチャーの動画に関する忘備録。
半田さん曰く、ヌーソロジーは受け身で理解するのではなく、能動的に思考することを助けるものですので、動画を視聴されて、文字として再確認したい時にご活用頂ければと思います。
第1回大阪ヌースレクチャー
このヌースレクチャー、約4時間の講演だそうで、まるで大学の講義みたいだなぁと感じました。
まるで物理学や哲学、宗教学、文学などあらゆる分野を一手に引き受けて、時代の流れを先取りするのではなく、内側から意識を変えて、純粋に生とは何かを考えさせられます。
今回の忘備録では、8本ある動画の中で、1本目と2本目の ” ヌーソロジーとは何か? ” をまとめて記録させて頂きます。
【 第1回ヌースレクチャー・目次 】
- ヌーソロジーとは何か part.1
- ヌーソロジーとは何か part.2
- ケイブコンパスと観察子 part.1
- ケイブコンパスと観察子 part.2
- ヌーソロジーと日本心性 part.1
- ヌーソロジーと日本心性 part.2
- ユダヤ的なるものの向こうに part.1
- ユダヤ的なるものの向こうに part.2
今後もpart1とpart2の内容を一緒に記事にさせて頂く予定です。
ヌーソロジーとは何か?part.1
半田さんは(今回から半田 氏という表記は止めました)1989年から7年かけて、冥王星の意識体 ” オコツト ” とのチャネリングの経験をされました。
今から25年も前からオコツトにより、2013年を目途に人間の意識の進化が始まることを告げられていたんですね。
2013年からの人間の意識の進化とは、シリウスの空間が拡がっていくことを意味しているそうです。
またオコツトの語る内容は、ドゴン族の神話と酷似しているとのこと。
ドゴン族の神話(ドゴンぞくのしんわ)ではマリ共和国のドゴン族に伝わる神話を解説する。ドゴン族はニジェール川流域のバンディアガラの断崖において農耕を営む。その独自の文化、社会制度、木工彫刻には神話の存在が強い影響を与えている[1]。
ドゴン族の神話では、創造神アンマによって宇宙が創られたとあります。
ドゴン族の神話については、リンク先のWikipediaのページに詳しく解説されていますので、是非チェックしてみてください。
それでは動画の内容の忘備録を、以下に箇条書きで記させて頂きます。
- 宇宙は ” 靈 ” でできている
- 物質世界とは、靈的世界の影である
- 人間の生とは、本来なら死と呼ばれるべきもの
- 本来の人間とは、時間と空間が無いものに生きる存在である
よって人間が普段生と死の世界は真逆である - ヌーソロジーが訴えることは、物質的唯物論から、【 靈的唯物論 】への転換
古代の宇宙観から靈的唯物論は哲学されて来たが、物理主義の発展により、人間は精神から意識を外すようになった
しかしそれさえも進化のプロセスである - 人間は常に与えられたモノを対象にして思考する、受動的な思考をしている
それに対してヌーソロジーは、何も無いところから思考することを訴える - 科学は外的な部分・物質にしかアプローチすることができず、内的部分や精神には何の手立ても持たない
- 科学とは人間が進化するために必要ではあったが、人間の意識の進化には貢献できず、また人間の宇宙観・世界観・人間観にまで介入するべきではない
- 能動的思考とは、創造的思考であり、心とも呼ぶべき生命感覚、生命を思考する思考のこと
- ヌーソロジーのヌースとは、能動知性や、神の知性を意味する
- ヌーソロジーとは、物質と精神の関係を空間という視点から統合しようとするイデア論である
- 思考することが、そのまま存在になるということが、創造的思考である
それは対象があって、対象と自分を分けて考える思考とは真逆の思考である - ヌーソロジーは、物と心の世界を分けない
- ヌーソロジーは物質的唯物論の意識から、靈的唯物論へと、人間の世界観を反転させていくため、能動的思考を手に入れるために活用できる
- ヌーソロジーでは、愛の思考で物事を捉えず、思考そのものが愛と定義する
- 宇宙は1つの倫理体として構成されており、それ自体が愛である
- 愛とは、自己と他者の精神が合流している世界そのもの
- ヌーソロジーは、人間の魂を素粒子と定義し、靈を原子と定義する
また素粒子から原子へのルートを、人間の意識で開いていく思考を創っていく - オコツトはその作業を、無意識世界を統合することとし、統合された精神核が太陽であるとした
- 宇宙は靈でできており、宇宙は靈の粒子で溢れている
ヌーソロジーでは、霊の粒子を【 観察子 】という新しい言葉で表現している - 観察子には、内側から見ると精神で側面と、外側から見ると物質である側面とを併せ持っている
- ヌーソロジーが難しいと感じられる理由は、これまでなかった概念であるため
一般的に受け容れられやすい概念は、受動的思考で理解できるが、ヌーソロジーはその逆で、思考を行為として、新しい概念に入り込み、創っていくものである - 半田 氏は、ヌースという言葉は、日本語・漢字の「 主 」に置き換えられるのではないかと考えている
またヌースには反意後なる ” ノス ” という言葉があり、日本語・漢字では、「 伸(の)す 」ではないかと考えている - ヌースとは、精神の流動性であり、ノスは付帯質の流動性で、男と女のような関係性
質が異なる別個の存在でありながら、互いに影響を与え合う関係性と言える - 古代ギリシャ哲学者・アナクサゴラスは、神的知性を ” ノウス ” と表現し、ヌーソロジーとの親和性が偶然にも見出せる
ヌーソロジーとは何かpart.1の忘備録はここまでです。
ヌーソロジーとは何かpart.2
ヌーソロジーでは、全く新しい概念・思考形態を提唱しています。
- 観察子
⇒ 次元観察子、大系観察子、脈性観察子 - ケイブコンパス(世界内部空間)
- 顕在化
- 潜在化
理解するのではなく、自らの思考で、これまでの固定概念や知識を一旦脇に置いて取り組み、楽しんで考察していくと楽しいです。
それではpart.2の忘備録を以下に、箇条書きで列挙させて頂きます。
- 宇宙は、創造主が精神によって創った世界
- ヌーソロジーでは、宇宙をケイブユニバース(世界内部空間)で宇宙観を表現している
ケイブユニバースでは、ヌースとノスが別々の方向性で円を描いている - ノースとは、能動的であり、創造する空間を意味する
- ノスとは、受動的であり、創造される側の空間で、時間と空間の世界
科学がアプローチする物質世界の領域 - 自然界には2つの顔がある
1つ目の顔は【 創造するものが活動する自然 】であり、神話の世界
神話の世界とは、エーテル界以降の靈的な世界であり、物質次元での話ではない - もう1つの顔とは、【 創造されたものが活動する自然 】
科学は常に創造された自然にアプローチしている - 相反するベクトルを持つ2つの性質を靈的エネルギーとし、その2つがぶつかり合うところに時空が生じ、そこに物理的な人間が存在している
- オコツトは人間を【 完全性質 】であると定義している
完全性質とは、ノースの / 一者的な神の反映物として下降して来たノスなるモノである - ノスから見たヌースが、物質
ヌースから見たノスが、意識 - 宇宙で起こっている回転運動とは、反対物を統合する【 等化する 】力を意味する
等化する力とは、精神のこと - マクロの規模で見れば、天体が回転するのは、天体自体が精神であるため
逆にミロクの規模で見れば、顕微鏡で粒子や原子が振動している様子を捉えることと同義
科学や物質は、精神の影である証拠 - 創造空間とは、人間の魂を構成する、靈的な世界である
- ヌーソロジーでは、その靈的な世界へと認識を進めるために、物質主義から反転して、創造的思考をすることを推し進める
- オコツトによれば、人間の進化は終わりを迎えている
今度は人間の【 意識 】が進化していくとしている
そして人間の意識は、人間から抜けていくとしている - 人間から意識が抜けていく感覚とは、イメージでエーテル的な魂を彫塑(ちょうそ)・削り出して行くことで可能である
- 感覚を彫塑することで、原素(靈の投影)の知覚に発展する
- 内側から原素を知覚するために、観察子という概念を活用する
- 観察子は、物質と精神の両方の側面を持つ、精神の力である
また観察子は、イデアの構成単位であり、内側が精神、外側が物質という構造を持つ - ヌーソロジーがイデア論である所以(ゆえん)は、感覚と構造の双方の側面から、靈的世界を認識・知覚するため
- ヌーソロジーにおける ” 次元 ” とは、意識領域を指す
1.人間 / 潜在化 / ψ(プサイ)の領域
2.人間の反対 / 潜在的変換 / ψ(プサイ)の領域
3.変換人(顕在化) / 次元観察子 / ψ(プサイ)の領域
4.ヒト / 大系観察子 / Ω(オメガ)の領域
5.真実の人間 / 脈性観察子 / φ(ファイ)の領域 - ヌースは奇数で、ノスは偶数で表され、人間の意識は奇数から始まり、意識が進化する毎にヌースとノス、奇数と偶数は反転する
- ヌーソロジーでは、人間の進化を5段階に分け、それぞれの領域の進化を7段階で表現している
1.人間 – 物質
2.人間の反対 – エーテル界(潜在化)
3.変換人(顕在化) – エーテル界
4.ヒト – アストラル界
5.真実の人間 – 靈界 - ヌーソロジーは、変換人の世界であるエーテル界を開くための意識進化を促すものであり、それ以降の靈的世界は扱わない
(高次元過ぎるため、概念化が難しい?) - ヌーソロジーは、またオコツトは、意識の覚醒期のための情報を提供している
- ケイブユニバースに表現されているように、人間の意識は2つの方向性がある
オコツトによると、人は物質世界での死を迎えるまでに、物質と精神のどちらの方向性で生きていたかで、死後向かう次元が異なる - ヌーソロジーは、人間と人間の反対の次元を認識し、死の世界である変換人の次元に入って行くための思考体系である
次元観察子が働いている世界は、真のエーテル界であり、変換人の世界を開くことは、死の世界を開くことである - これからの人類は、意識を進化させることによって、生きながらにして死後の世界に入って行く
- ヌーソロジーでは、人間の意識の進化は、2013~2039年の26年間かけて進むとしている
(2037年までとする説もあるが、ハッキリしない) - 26年間かけて、人間は【 ヒト 】の場所の ” 方向性 ” を発見する
それはヒトにまで進化するという意味ではなく、目に視えない世界を当然のように理解し、受け入れる時代を意味する - ヌーソロジーはカタカムナと合流し、親和性を持つ点が多々ある
ヌーソロジーにおける、人間と人間の反対が交差する点は、カタカムナで言う ” カムとアマの世界 ” が等化されることと同義である - 意識には2つの方向性があり、それは精神の流動力学によって測られるため、物質世界での意識が、その後の進化プロセスに大きく影響を与える
オコツトによれば、幾何学的なはたらきによって、靈的方向性の振り分けが行われるとされる - 人間が生前、靈的方向性を持っていれば、変換人の空間の手前で待機し、その後変換人からヒトへの空間が開かれる時に入って行くようになっている
⇒ 死者の復活
以上がヌーソロジーとは何かpart.2の内容の忘備録です。
内容を網羅しているわけではないのですが、私なりにまとめた内容ですので、宜しければ参考にして頂ければ幸いです。
新しい認識と概念を持って、見えない世界を自ら開いていく
私は5、6年ほど前にヌーソロジーには出会っていたのですが、その当時はまだ早かったのか、深入りせずに頭の隅に置いておくに留まっていました。
代わりにこれまで、神聖幾何学、カタカムナ、ヲシテ文字・フトマニ、龍体文字、ゼロポイントフィールドなど、スピリチュアル界隈で話題になることに、片っ端から手を付けていたんですね。
その集大成とは言えなくもないのですが、やはり私は肉体を持って、知覚と知性による靈性を捉えたいと考えるようになり、その導き手となるものがヌーソロジーではないかと考えています。
それにしてもこれまで物理や数学など、理系の頭で生きてこなかったので、これからは思考と意識の開拓のための挑戦が続くことが確定したような氣がしてなりません。
私は自分軸を整えながら、ヌーソロジーを通して、靈性とは何なのかを私なりに追究していきたいと思います。
今回の内容は、他のヌーソロジーの動画の内容と重複するため、すんなりと理解することができました。
私が1番最初に視聴した動画は、シュタイナー思想とヌーソロジーという動画で、いきなり濃い内容に飛び込んでしまったのが、かえって功を奏したのかもしれません。
それにしてもまだまだ視聴できる動画がありますので、これからも続々とヌーソロジー関連の記事をアップしていきたいと思います。
今回も最後まで読んで頂きまして、本当に有難うございます。
それでは、次のヌースレクチャー2015・ケイブコンパスと観察子の忘備録でお会いしましょう!
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